January 2023
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寺家の恵み、美味しくバリューアップして届けます。《made in 寺家》、2周年!
Category : Engawa Newsこんにちは!engawaブログ担当の鹿島香子です。 梨、柿、ゆず…この秋も寺家では、沢山の恵みが実りました。里のengawaの地産地消ブランド、《made in 寺家》の秋のラインナップも出揃っています!2021年初頭に本格スタートし、もう2周年を迎えました《made in 寺家》。加工を担当している山田有香さんに、各商品にまつわるエピソードを教えてもらいました。 ◯柚子ジャム「焦げ付かないよう、鍋でひたすら混ぜ続けて作ります!柚子を収穫する時は、トゲがダウンに刺さって大変だった…」 ◯玉ねぎジャム「廃棄寸前だった玉ねぎについて、農家さんから『何かつくれないか』と相談されたことが始まり。これも、鍋で5時間くらい煮詰めてジャムにしています」 ◯穂紫蘇の梅酢漬け「畑のオーナーさんから、捨ててしまうところだった穂紫蘇をどっさり頂きました。カナさんのお弁当(@obentokana)でも使ってもらっていますよ!」 ◯トマトソース「廃棄寸前だった完熟トマトを農家さんから50kgいただいて、『さてどうする!?』と。(笑)限定50本で販売しましたが、ありがたいことに完売しています」 市場に卸せない野菜や果物 里山をバックに、田んぼや畑が広がる寺家。柚子や梨、柿などが毎年豊かに実ります。でも、 ケースが、実は少なくありません。たくさんの柚子の実が熟して落ちたまま、辺り一面を黄色く染める……そんな光景も見られます。 「…もったいない!野菜や果物たちを捨てずに、バリューアップして活かすことはできないか??」 そう考え、engawaでは7年ほど前から、こうした農作物を使って加工品をつくることに。当初は、収穫した唐辛子でチリソースを作るのみでしたがたくさんの人に味わってもらうことで、「寺家の地域ブランドに育てたい」という思いが募り、2年前に《made in 寺家》を発足。有香さんをメンバーに迎え、ボランティアの皆さんにも支えられて、加工・販売を本格スタートさせました。 「梨の肉だれ」誕生秘(?)話 《made in 寺家》の加工品の多くは、レシピを考えるところから始まります。更には、考案したレシピを形にできても、必ずしも商品として定着するわけではありません。 例えば、梨。当初はこれでコンポートを作ってみたものの、食感や風味などの面で、工夫が必要だと感じられたといいます。そこで別の加工品を再び模索し、出てきたアイデアが、梨の甘さを生かした『肉ダレ』。味付けや素材の配合を変えたものをいくつか試作し、食べ比べた結果、『70%』と梨を贅沢に使った肉ダレが誕生しました。 今では、made in 寺家の人気商品です。 春/夏の商品、充実させたい! 《made in 寺家》の当面の目標は …とのこと。これからも、トライアンドエラーの精神とユニークな発想で寺家の恵みを美味しさに変えて届けてくれそうです!